フラクショナルレーザー
美容医療の一つ「フラクショナルレーザー」のニキビ跡への効果についてご紹介しています。また気になる副作用のリスクや相場費用もまとめているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
フラクショナルレーザーとは?
フラクショナルレーザーとは、肌に微細のマイクロレーザービームを点状照射することで、真皮の活性化を促す治療法です。真皮を活性化させることで、ターンオーバーを整えつつコラーゲンやエラスチンの生成をサポートする効果が期待できます。
フラクショナルレーザーには、「アブレイティブ」「ノンアブレイティブ」の2種類のタイプがあります。
- アブレイティブ:皮膚表面にダメージを与える。治療回数は少ないがダウンタイムは長め
- ノンアブレイティブ:低出力のエネルギーで刺激を与える。治療回数はやや多いがダウンタイムは短め
アブレイティブタイプはニキビ跡や傷跡を薄くしたい時に、ノンアブレイティブタイプは肌の引き締めや小じわへのアプローチに適しています。
フラクショナルレーザーの効果とは?
フラクショナルレーザーで期待できる効果は以下の通りです。
- 凹凸のあるニキビ跡
- 傷跡
- シワ
- 毛穴の開きや黒ずみ
- たるみ
- 肌のハリ
フラクショナルレーザーは、傷跡や凹凸のあるニキビ跡を目立たなくしたい時にアブレイティブタイプで治療します。肌の凹凸の治療になると、多少のダウンタイムを覚悟して1回1回強い施術をおこなうのが特徴です。それ以外は、肌の状態にもよりますが、一度の肌ダメージが控えめなノンアブレイティブタイプで施術するパターンがほとんど。治療回数を少なくしようとアブレイティブタイプで治療すると、痛みや赤みが引かなくなった例もあるので、自身の肌悩みに合った治療法をクリニックの先生とよく相談することが大切です。
フラクショナルレーザーのリスクや副作用とは?
フラクショナルレーザーは、施術後以下の副作用が起きる可能性があります。
- 痛み
- 赤み
- 色素沈着
- ニキビ
照射の威力や範囲によって数日続くケースがあり、その間はメイクのりが悪くなります。もちろん時間が経てば症状は治まりますが、施術後は1週間ほど大事な予定が入れにくいのがデメリットでしょう。 ちなみに威力が強いアブレイティブタイプは、当日のメイクや洗顔もNG。赤みも強く出るので、3日~1週間の猶予は必要です。一方ノンアブレイティブタイプは、当日からメイクや洗顔が可能で、赤みも3日以内で落ち着きます。
フラクショナルレーザーの費用相場
フラクショナルレーザーは、照射の強さや部位によって費用相場が異なるのが特徴です。たとえば、両頬の場合は「アブレイティブタイプ」と「ノンアブレイティブタイプ」で以下の費用相場になります。
- アブレイティブ:およそ50,000円~60,000円
- ノンアブレイティブ:およそ20,000円
フラクショナルレーザーの口コミ・評判
「そこまで赤くならなかった」
(前略)施術自体は麻酔クリームの効果で 少しピリつく程度。全顔の施術で30分くらいの体感でした。赤くなりやすいと言われたが自分的には思っていたほどで、白いプツプツが浮き上がってる状態。 その後の洗顔、化粧水の時は けっこうぴりつきあったが 3日目には軽減。赤みは4日目頃、(中略)メイクは個人差はあると思いますが5日間はおすすめしない。(後略)
「レーザーの出力を控えめにしてくれた」
施術中は弾かれるようなバチッとちくっとした痛みあり。我慢できないことはないけど、痛みはあり。初回だからレーザーの出力を抑えめでしてくれてたのか、痛いから弱めてもらったためか、顔は赤くなったり腫れたりすることもなく終わりました。
肌悩みがはっきりとしている方はダーマペンもおすすめ
フラクショナルレーザーは、肌悩みに合わせて照射の出力や使用機器を変えられるのが魅力です。当メディアでは、色々な薬剤と組みあわせながらの施術ができるので、よりピンポイントな治療ができるダーマペンをおすすめ!フラクショナルレーザーとは違った魅力を解説しています。