体のどの部位に使える?

ニキビ跡やクレーター、毛穴の開きなど、さまざまな肌悩みに効果を発揮するとして注目の美容施術「ダーマペン」。肌悩みを解決してくれるダーマペンは、顔だけでなく体にも使えることをご存知ですか?ここでは、ダーマペンを使用できる部位について解説しています。

もくじ

さまざまな肌悩みを解決する
ダーマペン

ダーマペンは、髪の毛よりも細い極細の針が先端についたペン型の機器を使って、皮膚に無数の小さな穴をあけることで肌本来の自然治癒能力を高める施術のこと。肌が持つ回復力を利用して、肌質改善を目指します。

ダーマペンは毛穴の開きや肌の凹凸、ニキビ跡など幅広い肌悩みに効果を発揮してくれます。

ダーマペン施術に向いている人

ダーマペン施術がおすすめの人は、肌質改善がしたいと考える方です。ニキビ跡や毛穴の開きなどの肌質改善のほか、たるみや小じわなどのエイジングケアとしても人気です。

また、あけた穴にヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を浸透させることで、より効果が期待できるのもダーマペンの特徴です。

ダーマペンが使える部位

ダーマペンは顔だけでなく、二の腕や首、背中など体全体に使うことができます

また、ダーマペンはペン型の医療機器なので微調整がしやすく、目元などの皮膚が薄い箇所にも使うことができます。そのため、レーザー系の美容医療では当てられない細かな部位や、曲線の多いお腹、お尻、鼻回りなどさまざまな部位の肌質改善に効果を発揮します。

妊娠線や肉割れにも効果を発揮

例えば、妊娠中にできてしまった妊娠線などの肉割れにもダーマペンは効果的です。

皮膚が伸びきってしまった妊娠線や肉割れはセルフケアでは改善が難しく、見た目にも大きく影響するもの。ダーマペンは真皮層の瘢痕やたるみを改善させる効果もあるため、妊娠線や肉割れにも効果が期待できます。

真皮層までしっかりアプローチ

ダーマペンは皮膚の真皮層に刺激を与えることで回復力を促す施術です。そのため、自力では難しかった肉割れや妊娠線にも効果的にアプローチすることができます。

ダーマペンは米国FDAより認可を受けている施術であるため、リスクが心配な方にも挑戦しやすいでしょう。

目元のたるみにも

ダーマペンは皮膚が薄い目元にも使用することができ、目元の小じわや目の下のたるみにも効果を発揮します。乾燥からくる小じわ・たるみには、ダーマペンの後にたっぷりの美容成分を浸透させて、ハリとツヤを与えてあげましょう。

ダーマペンが使えない部位(ケース)

ダーマペンは比較的どの部位にも使える一方、ダーマペンを使用してはいけないケースもあります。

  • 妊娠中である
  • 金属アレルギー
  • 肝斑への使用
  • 日焼けした直後

以上のようなケースはダーマペンを受けることができません。ダーマペンは美容施術ですが、正しく使用しないと悪化することがあります。思い当たる箇所がある方は、施術を受ける前に必ず医師に確認するようにしましょう。

ダーマペンで美肌を
目指そう

顔のほか、首やお腹などさまざまな部位に使用できるダーマペン。今まで諦めていた妊娠線や肉割れも、ダーマペンでなめらかな肌を目指すことができます。

場合によっては治療できないケースもあるので、カウンセリングでしっかり確認しましょう。ダーマペンを成功させるためにも、相談しやすいクリニックを選ぶことが大切です。

監修医師:吉岡容子先生
吉岡先生

東京医科大学医学部医学科を卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、「明治通りクリニック」皮膚科・美容皮膚科勤務。院長を務め、平成24年より「医療法人容紘会高梨医院」皮膚科・ 美容皮膚科を開設。院長として現在も勤務する傍ら、皮膚科・美容皮膚科関連記事やWebメディアなどの監修を行う。


クリニック公式サイト:https://www.takanashi-hp.com/hifuka/

ブログ:https://ameblo.jp/takanashiiin/