ヴァンパイアフェイシャル

美肌のイメージ画像

ダーマペンの組み合わせ治療の1つ「ヴァンパイアフェイシャル」について解説していきます。どのような治療法なのか、気になる効果や副作用についてもまとめてみました。

もくじ

ヴァンパイアフェイシャルとは?

ヴァンパイアフェイシャルとは、ダーマペンで開けた穴に血小板を浸透させて皮膚内部の組織の再生力を高める治療法のことです。最初に患者本人の血液を採取してその血小板を利用しており、「PRP皮膚再生療法」とも呼ばれています。ダーマペンによる自然治癒力にプラスして、自身の血小板を浸透させることで皮膚組織の再生が期待できるのです。皮膚組織の再生を促せば、生き生きした若々しい肌へ導きます。

ヴァンパイアフェイシャルで施術可能な部位は以下の通りです。

  • 眉間
  • 目尻のしわ
  • 目の下のたるみ
  • ほうれい線
  • にきび跡
  • 首のシワ

基本的に全顔と首への施術可能です。ダーマペンはボールペンよりやや太めな専用機械を使って針を高速で刺していくので、顔の細かい部分までしっかり治療できるのが魅力です。

ヴァンパイアフェイシャルの効果とは?

ヴァンパイアフェイシャルの効果は以下の通りです。

  • ニキビ跡やクレーター
  • 小じわ
  • 肌のキメや化粧のり

ヴァンパイアフェイシャルは、主にクレーター化した濃いニキビ跡や小じわへの効果が期待できます。薬剤とは異なり、成長因子が含まれた血小板を使用するので、肌への浸透力が高く効果が持続しやすいです。そのため、長期的な治療が必要になるクレーター肌さんにおすすめ。

ちなみに、ヒアルロン酸注入に比べてヴァンパイアフェイシャルのほうが持続期間が3ヶ月~1年ほど長いといわれています。1回の施術で効果が長持ちするヴァンパイアフェイシャルは、季節の変わり目で肌の調子を整えたい時や小じわになりかけの部分に対して、比較的早い時期に実感できるのが特徴です。

ヴァンパイアフェイシャルのリスクや副作用とは?

ヴァンパイアフェイシャルは、自身の血液から採取した血小板を肌に浸透していく治療法なので、副作用のリスクが少ないです。たしかに自分の血小板を注入するだけなのでアレルギー反応がでる可能性は低いですよね。ただし、ダーマペンのリスクは多少なりともあるので、ダウンタイムを含めて注意点を知っておきましょう。

ダーマペンは、肌に小さな穴を開けるため、当然肌は傷だらけになります。傷を治す過程で美肌に近づいていきますが、術後は内出血や発赤などのリスクがあるので要注意です。メイクや洗顔は最低6時間、できるなら1日開けることを推奨しています。

赤み自体は数日~1週間ほどで引きますが、紫外線対策や保湿重視のスキンケアを徹底するなど今まで以上に肌に気を遣わなければいけません。

ヴァンパイアフェイシャルはこんな人におすすめ

ヴァンパイアフェイシャルは以下のような人におすすめです。

  • 長年クレーターや濃いニキビ跡に悩んでいる人
  • 最近小じわが気になりだした人
  • 季節の変わり目で化粧のりをよくしておきたい人

ヴァンパイアフェイシャルは、肌の土台を作る組織にアプローチするので、毛穴やニキビへの効果も期待できます。ただ、肌に浸透させる血小板には傷を治そうとする力が強いので、クレーターや濃いニキビ跡に悩んでいる人にはぜひやってみてほしいです。

ヴァンパイアフェイシャルの口コミ・評判

「ダウンタイムは少し赤みと乾燥が気になる程度でした」

ヴァンパイアフェイシャル、ボトックスを受けました。ヴァンパイアは初めてでしたが丁寧な施術でした。(中略)ヴァンパイアフェイシャルの方は当日〜翌日にかけ、少し赤みと乾燥がでる程度です。(後略)

「1時間ぐらいで施術が終わりました」

(前略)麻酔クリームを丁寧に塗ってくださったおかげで、施術中は全く痛くありませんでした。最初のほうは、くすぐったい感覚でした。終わりかけのころ、ちょっと痛みがありましたが我慢できる程度でした。施術にかかった時間は麻酔クリームを塗る時間込みで大体1時間くらいだったと思います。(後略)

ヴァンパイアフェイシャルで美肌を手に入れよう

ヴァンパイアフェイシャルは、自身の血液から採取した血小板を肌になじませることで、肌組織の再生力を高めて傷の治りを早める効果が期待できます。とくに、肌の凹凸が気になるクレーター・ニキビ跡肌さんにおすすめしたい治療法になります。